やってみて考える@新米ワーママ子連れ単身赴任日記

33歳2児の母。妊娠しながらの子連れ単身赴任を経て、2017年9月から産休に入り家族暮らしを再開。

スタートライン。

4月から、ワーママになる。単身赴任を始める。夫・両親・義両親は遠方。ひとりで頑張らなくちゃいけない。保育園の結果が2月末に決まり次第、引っ越す。夫は寂しそうだけど、私は覚悟は決めている。

 

単身赴任に期限は無い。なぜなら、私が北国の会社に籍を置いているから。私か夫が仕事を変えない限り、ずーっと単身赴任になる。

入社9年目、就職浪人までして入った大好きな業界。夫とは遠距離別居婚で、出産直前まで同居したことはなかった。2年間の育休中、初めての主婦をしてみて、育児はとても楽しいし、家事が好きなことが分かった。私も夫も、母親が専業主婦で、帰宅すると母親がいるのは当たり前と思って育ってきた。共働き、保育園生活は全くイメージできない。だけど、それでも私は働き続けたいと思っている。

 

なんで働きたいのか。子どもが一番可愛い。預けたくない気持ちと闘っている。キャリアウーマンには全然憧れないし、輝きたいなんて全く思わない。

 

じゃあなぜだろう。

第一に、仕事が好きだから。育休中、好きな仕事に戻れるという安心感は私を支えてくれた。母親の多くが感じるだろうけど、母親になると、○○ちゃんのお母さん、としか呼ばれなくなったりする。どんな人生を歩んできたとか、どんな想いを持ってるだとか、そんなのがいきなり関係なくなる。子どもが主役になるのは母親としては本当に嬉しいけど、自分の人生も生きなくちゃいけない。そして、職場では私の席を空けてくれている。欠員で仕事を回してくれている。

 

第二に、老後の不安。これは結構本気。子どもに迷惑はかけたくない。

 

そして最後にして最大かもしれない理由。直感で、自分がぴったり感を感じる方に進む。

辞めたら楽だと思う。仕事で理不尽な目にあうこともなくなり、穏やかに生きていける。だけど、逃げの気持ちで道を選びたくない。大変そうでも、気になる時は登り坂に進んでいきたい。そこで初めて見えてくる景色がきっとあるはず。

いま起きてることは全部きっと何か意味があることなんだと思う。先のことはわからない。とりあえず目の前のやれることをやっていく。