やってみて考える@新米ワーママ子連れ単身赴任日記

33歳2児の母。妊娠しながらの子連れ単身赴任を経て、2017年9月から産休に入り家族暮らしを再開。

荷出し完了

就職後で5回目になる引っ越し。今回は自己都合(会社の辞令による異動ではない)のため、費用は自分持ちです。涙

半年間の単身赴任なので、今までで一番荷物が少ない引っ越しになった。

まず、大きな家電はクロネコでレンタルすることにした。冷蔵庫、テレビ、洗濯機で約5万円。女性の三種の神器のひとつ、乾燥機は必要に応じて単独タイプのを買おうかなあ。私が行く地域は洗濯物が夏は全然乾かないので、特に必要そう。

この他の荷物は、小さな家電(オーブン、炊飯器、ミキサー、ヨーグルトメーカー)と布団3組(自分+子+お客様用)を入れて、計ダンボール17箱。ヤマト便で約2万円。

春から夏、しかも妊婦って状況が非常に複雑で、いろんな場面を想定した服をあれこれ持ってく羽目に。まだ雪山とかの仕事もあるかもしれないから厳冬対応の冬物も必要だし、たぶん寒いけど万が一暑くなるかもしれないから夏服も一応必要だし、お腹が大きくなるまでとマタニティ用の2種類の仕事着を用意しなきゃだし、アウトドアの仕事もあるかもしれないし、、、と色々詰め込みました。このうちどれくらい着るんだろう。あと子ども服もすぐ着れなくなるから、こっちも持っていった服をどれだけ着られるかは謎。

あとは必需品の車を陸送。7万くらい。

これが今回の引っ越しの全部。かかった時間は、荷造り1日、車の準備や手配に1日、レンタルは検討や手配に1日、くらい。ありがたいことに、荷造りは父親が手伝ってくれました。1才児がいて、妊婦で、作業は進まないし重い物は持ちたくないので、本当に助かった。

また半年後に引っ越しする手間も費用もかかるし、家も2年以内の解約で敷金没取で損するし、そもそも2世帯になるとお金かかるし、、これならむしろマイナスになるので仕事辞めたほうがお金かからなそう…。

なんか、周囲に多大な迷惑をかけ、子どもにも環境の激変を強いて、わたし何やってんだろう、とも思う。家族が大切だし、仕事も好き、という中途半端なわたしのワガママの結果。わたしは一体どこへ向かってるんだ?

けど、仕方ない。好きと思えるもの、大切なもの、のため、とにかくいまはできることを頑張るしかない。

 

つわりって結構大変かも

空腹だとムカムカ。食べ過ぎてもムカムカ。

トマトがやたら食べたくて、毎日トマトを食べている。

大葉とか梅干しとか寒天とかさっぱりしたものが食べたい。

もしかしてこれがつわり?

前回はつわりがほぼ無く。

一応、空腹にムカムカ、は前回もあったんだけど、こんなにムカムカはしてなかったような。前回の今頃は、結婚式の準備してたり、とにかく仕事も忙しかった。

仕事してるほうが、つわりにあんまり気を取られないのかも?

料理意欲が全然わかず。

ケーキとか甘いものは全然食べたくないんだけど、子どもと夫にバナナケーキを焼いたら、子どもが「ちゃーちゃん、はんぶん」とわけてくれて、感動的に嬉しいけどすごいいらないっていう。笑

子どもと夫に何かを作らなきゃいけないって意外に大変なんだな〜

保活、家探し、面談終了。

この数日で、部長との面談。復職に向けての家探しが終了。保育園も無事に決定。

 

遠方保活、本来は持参しなきゃいけない申し込み書類の郵送を認めてくださったので、そこは大変じゃなかった。が、保育園の情報収集が難しかった。30ぐらいある保育園、どこが良いかさっぱり分からない。近くに住んでれば、園庭開放にコツコツ通ったり、支援センターとかでママ友に評判を聞けたりする。でもそれができない。地方だからか、ネット情報は皆無。一度、子どもと一緒に2泊3日の保育園探し旅行したけど、見学できるのは1園15分程度、向こうの都合の良い時間に伺うと1日4園くらいが回れる限界。8園を駆け足で15分ずつ見ても…あんまりよく分からない。多少、ここは園長先生しっかりしてるなとかあるけど、イコール保育が良い、かは分からないからなあ。

なので結局、知人を伝手に保育園情報を聞き、あとはパンフレットを見て場所が遠過ぎず人数が少な過ぎず多過ぎず保育理念がちゃんとしてそうなところを希望しました。で、結果は、見てもいないところに決定。大丈夫かなあ、とも思うけど、認可だし一定の質は保たれていると信じている。

保育園が決まれば家探しは簡単。保育園と勤務先の近くで物件探し。そんなに物件が無いので、鉄骨で築20年以内の2LDKというと既に3軒くらいしか候補がない。で、南向きだった1軒に決定。

 

一番心配だったのが部長との面談。電話ではそつない対応だったけど、会えば何かしら嫌味を言われるんじゃないか…とビクビクしながら会う。すると、凍った路面を歩くのに注意してくれたり、禁煙席を選んでくれたり、体調を気遣ってくれたり、、すごく人として優しい。←今までうちの会社の上司でこういう人に会ったことがない 

そして話もシンプルに終了。復職の日にちや流れを確認、どんな働き方ができるか、そして次の産休入りのスケジュールをざっくり話し合う。

その後、部次長や課長級の上司たちと具体的な働き方について話し合ったけど、部長が事情を説明してくださったのでスムーズ。やっぱり有能な部長だと、何事もスマートにスムーズに物事が進むんだなあと実感。とはいえ、表面上の許されてるっぽい空気に甘んじることなく、謝罪の気持ちと、短期間でもやれる限り頑張りますという熱い気持ちを、強調し過ぎなくらい強調してみました。

あとは、昔からの先輩にも直接会って事情を説明。社内の噂だと尾ひれはひれ付くので、直接話したほうが絶対にいい。

1泊2日で、話し合った上司と先輩5人。メールでやり取りした先輩2人。仲良しの同僚とも情報交換。とりあえず伝わった気がするし、短期間でも一生懸命働こうと前向きな気持ちになりました。

まずは上司に一報

先輩からのアドバイス

 

まずはとにかく直属の上司に連絡!

 

ということで、妊娠確定の病院帰りにすぐに電話📱

必死感、あなたを頼りにしてます感、働き続けたいんです感が声に出るよう心がける。

上司は、ほぼ面識がない方で、電話だから表情など分からず。

声のトーンを変えずに、「おおそうか笑、まあめでたいことだしな」みたいな冷静な対応をされる。

 

これからどんな厳しいお叱りを受けるか、陰で何を言われるか、気は重いけれど、、とにかく第一歩!!

 

次は、直接の面談。そして、復職に向けての家探し、引っ越し、保育園結果待ち。

産休、育休って「申し訳ない」のかな

さらに数人の会社の先輩に相談。いろんなアドバイスをいただきました。

 

年次がかなり上の女性の先輩→「小さい子連れの単身赴任で、妊娠&出産したら大変すぎる。年齢的にもまだ若いから、旦那さんと一緒に住めるエリアで転職を考えたほうがいいのでは」

 

同じ部署で働く同僚→おめでとう、と喜んでくれたうえで、「いまはあなたが戻ってくることを皆が期待している状況。風当たりは強いかも。申し訳なさそうにしといたほうが良い」

 

人事担当→「女性社員が増えていて、子連れ単身赴任も、復職後すぐの第二子妊娠も、今後も起こり得るケース。上司とよく話し合い、働き続けてほしい。あなたにパイオニアとして頑張ってほしい」

 

「どのタイミングで産んでも文句を言う人はいる。授かった時に産むしかない」とある先輩が言ってたのを聞いたこともあります。

 

そもそも、妊娠したことで、なぜこんなに申し訳なくなるのか。

考えてみると、"育休で休むと欠員になって周りの業務量が増えるから"っていう理由が一番。私でないといけない仕事も現時点で特に無いので、人員の補充さえあれば、そんなに文句を言われないはず。

代替人員の確保、って会社にとって大変だと思う。だけど、働き続けられなくて女性が辞めて、新しく採用するとなったら、どっちがコストかかるんだろう?

 もちろん、私にそれだけの価値が無いと言われればそれまでだけど…

 

一応、うちの会社は「少子化による労働力人口の減少には女性の活躍が鍵だ」とか主張してるわけだし、育児する女性とか色々な事情を抱えた社員でも働けるほうが企業の多様性は高まるし、その辺も考慮してほしい。

 

うちの会社は女性が2割ぐらい。そして女性のうち、子どもがいるのは1割ぐらい。男性の7割は奥さんが専業主婦。

専業主婦の奥さんに家のことを全部任せて男が24時間会社で働くのがカッコいい、というのがうちの雰囲気。

けど、いまの世代の人たちにとってはそれは全然魅力じゃないでしょう。採用担当によると、人員募集に応募が激減しているとのこと。私の時は倍率は100倍ぐらいだったけど、いまは数倍らしい。

 

業界としても右肩下がり、同業者と比べて少ない支援制度。風当たりが厳しく精神的にもツラくなりながら、家族離れてまで続ける仕事なのか。

辞めていった女性の先輩たち、みんな悩んでいたんだろうな。

会社の先輩に相談してみた。

6年くらい上の男の先輩に、思いきって打ち明けてみた。

無責任だ、って怒られたり呆れられたりするかな…とビクビクしてたら、普通に、おめでとう!!と祝ってくれた。

復職してすぐ休職することに関して、少しでも働いたほうがシミュレーションにもなるし会社に勤続の意欲も示せるし、連続育休よりむしろ良いんじゃないの、と。すごいポジティブな意見をいただきました。

ただ、上司への伝え方が大事、と。噂で広まって他から聞くのが一番悪い伝え方だということで、病院に行って妊娠が確定したら一番に上司に報告したほうがいい、とのこと。伝える順番、そして社内に味方を増やすこと、の重要性を教えてくれました。

すごいありがたいアドバイス。あたたかい言葉。

前回妊娠して部長に報告した時、「え、辞めないよね?○○プロジェクトに参加できないの残念だね」という反応でした。うちの会社は男社会でこんな社風だけど、アドバイスをくれた先輩みたいな方がこれから会社を引っ張っていってほしいなあと思う。

さて、まず何より私は病院に行って妊娠を確認しないと。来週くらいには病院に行ける日数になるので、検査して、結果が出次第、部長に電話してみよう。。

さらなる試練

春から新たなスタートをする覚悟を決めた矢先。私にとって新たな試練が発覚。。

昨日分かった。

妊娠してるかもしれない。

自分の計算だと、出産予定は10月下旬くらい。復職してたった5ヶ月くらいで産休に入ることになる。

 

なんて最悪のタイミングなんだろう。職場の人たちに申し訳なさすぎる。

2人目はいつか授かりたいと思ってはいた。だけど、せめて復帰1年は働きたかった。

 

2人目を年齢差開けないで産んで連続育休にしたほうが職場への迷惑は少ないかなと思って、昨年夏ごろまでは妊活していた。でも授からなかったので、じゃあ年齢差を少し開けよう、復帰して仕事を頑張ろう、と気持ちを切り替えていた。

すっかり妊娠のことは考えてなかった今日この頃だったのに。

どうしよう。

 

授かった命には感謝している。けど、復職してすぐの育休が非常識なことはよく分かっている。先日、上司から、現場は人手不足で、私にもなるべく時間外勤務をしてほしいと言われたばかり。1歳児と2人の単身赴任なので預けられる人が見つかれば時間外働きます、と答えていたけれど、、、。

初めてのワーママ生活、初めての子連れ単身赴任生活、しかも妊婦で、って私そんなにいきなりいろんなことひとりでできるのか?!

 

前回の妊娠は悪阻も無く、時間外勤務もギリギリまでしたし、ほぼトラブル無しだった。とはいえ、大きなお腹で冬のツルツル路面を歩き回るのは怖かったり、仕事の調整が難しかったり、小さな悩みはいっぱいあった。今回が同じ状態になるかは分からないけど、でもやっぱり妊婦生活って大変だろうな…。

 

とにかくどうしよう。職場にどんな顔してなんて言えば良いんだろう。