やってみて考える@新米ワーママ子連れ単身赴任日記

33歳2児の母。妊娠しながらの子連れ単身赴任を経て、2017年9月から産休に入り家族暮らしを再開。

産休、育休って「申し訳ない」のかな

さらに数人の会社の先輩に相談。いろんなアドバイスをいただきました。

 

年次がかなり上の女性の先輩→「小さい子連れの単身赴任で、妊娠&出産したら大変すぎる。年齢的にもまだ若いから、旦那さんと一緒に住めるエリアで転職を考えたほうがいいのでは」

 

同じ部署で働く同僚→おめでとう、と喜んでくれたうえで、「いまはあなたが戻ってくることを皆が期待している状況。風当たりは強いかも。申し訳なさそうにしといたほうが良い」

 

人事担当→「女性社員が増えていて、子連れ単身赴任も、復職後すぐの第二子妊娠も、今後も起こり得るケース。上司とよく話し合い、働き続けてほしい。あなたにパイオニアとして頑張ってほしい」

 

「どのタイミングで産んでも文句を言う人はいる。授かった時に産むしかない」とある先輩が言ってたのを聞いたこともあります。

 

そもそも、妊娠したことで、なぜこんなに申し訳なくなるのか。

考えてみると、"育休で休むと欠員になって周りの業務量が増えるから"っていう理由が一番。私でないといけない仕事も現時点で特に無いので、人員の補充さえあれば、そんなに文句を言われないはず。

代替人員の確保、って会社にとって大変だと思う。だけど、働き続けられなくて女性が辞めて、新しく採用するとなったら、どっちがコストかかるんだろう?

 もちろん、私にそれだけの価値が無いと言われればそれまでだけど…

 

一応、うちの会社は「少子化による労働力人口の減少には女性の活躍が鍵だ」とか主張してるわけだし、育児する女性とか色々な事情を抱えた社員でも働けるほうが企業の多様性は高まるし、その辺も考慮してほしい。

 

うちの会社は女性が2割ぐらい。そして女性のうち、子どもがいるのは1割ぐらい。男性の7割は奥さんが専業主婦。

専業主婦の奥さんに家のことを全部任せて男が24時間会社で働くのがカッコいい、というのがうちの雰囲気。

けど、いまの世代の人たちにとってはそれは全然魅力じゃないでしょう。採用担当によると、人員募集に応募が激減しているとのこと。私の時は倍率は100倍ぐらいだったけど、いまは数倍らしい。

 

業界としても右肩下がり、同業者と比べて少ない支援制度。風当たりが厳しく精神的にもツラくなりながら、家族離れてまで続ける仕事なのか。

辞めていった女性の先輩たち、みんな悩んでいたんだろうな。