やってみて考える@新米ワーママ子連れ単身赴任日記

33歳2児の母。妊娠しながらの子連れ単身赴任を経て、2017年9月から産休に入り家族暮らしを再開。

子ども1人より2人育児のほうが精神的に楽になる不思議

2人育児@育休中をして8ヶ月。

兄3歳2ヶ月、妹8ヶ月、2歳半差の兄妹。

 

物理的&体力的には2倍以上の大変さになった。

妹が産まれた直後は兄が赤ちゃん返りをして。

兄は9ヶ月で離乳して以来一度も言わなかったのに「ぼくもオッパイ飲みたい!」と妹の邪魔をしたり、それまでは何でも「じんぶで(自分で)やる!」と親の助けを嫌がってたのに「やってよ〜」と甘えるようになったり。

妹をお世話したい、みたいな気持ちは全くないらしく、何もかも独り占めだったのに邪魔されるようになってムカムカ、という感じで、8か月経った今も妹にちょいちょい意地悪をしている。

お世話が2人分、出かける用意と荷物が2人分、グズるのをなだめるのも2人分。アパートの上の階に住んでるので、車で外出後に2人が寝てたりすると、抱っこ紐を使って抱っことおんぶで同時に2人を持って階段を上らなきゃならなかったりする(兄15kg、妹10kg)。

 

それでも、2人育児になって、精神的にすっごく楽になった。

 

1人育児の時に感じてた不安感の大半が必要なかったと気づいた。同じ親から産まれても兄と妹で性格や体が全然違う。子どもの発達を周りと比べたり、育児本に書かれてる通りにやらなきゃ!みたいな焦りが全くなくなった。

子どもはそれぞれだから。

 

あと、1人の時は、例えば「ご飯をきちんと食べさせたい」と思って頑張って、でも食べなくてイライラしたり悩んだりしていたものが、2人になったらとにかく円滑にご飯を提供するだけで必死になり、まあ元気に生きてればそれで良いじゃないか、みたいなおおらかな気持ちになった。

 

理想や完璧を求めてイライラすることもなくなった。テレビを見せたくなくて1人目の時は実家で家族がテレビ点けてるだけで怒ってたんだけど、子ども2人になって実家の協力のありがたさが増してテレビくらいで文句も言ってられなくなり、家族に怒ることがなくなった。

 

2人育児になり、いろんなことに良い意味で諦めがつき、肩の力が抜け、むしろゆったりした気持ちで日々を過ごせるようになったのです。

1人育児時代に「出かける用意に時間がかかる〜」とかブツブツ言ってた自分に、それ当たり前だよ2人に比べたらまだ楽だよ悩むことないよ、と言ってやりたい。

 

あと、私はひとりっ子で親を独占してきたので、子どもが複数いるときに親が平等に子どもを愛せるものなのか、想像がつかなかった。けど、いまは、上の子が大好きで、下の子も大好き。比べようとも思わないし、どっちも好きとしか言いようがない。2人それぞれのためにできることをしてあげたい。自然とそう思えるものなんですね。

 

今後、仕事復帰したら2人育児ならではの大変さもあるかもしれない。でも、それはそれでどうにかなるでしょう。不安は全くない。